2012年9月12日水曜日

身体との会話123・・・・・AM大阪セミナー



先日、今年最後のAMI公認AM大阪セミナーが終わった。今回も沢山の受講生が参加されて有意義な時間を過ごせた。小生も沢山の学びができて成長できたセミナーでもある。AMI公認セミナーも残すところ東京の1回のみとなった。認定を更新される先生方は忘れず参加してください。

今回の大阪セミナーで認定試験を受けた方の合格率が悪かった。認定試験にチャレンジしてくれるのはいいのだが・・・・今回の大阪セミナーの筆記試験は100%の合格率であった。筆記試験はできても実技がいまいちである。

認定試験を受けるために実技を練習しても短期間では身につかない。CP、LODや触診などができていない方が多い。AMの臨床家を目指すのであれば認定試験の合格だけを目的でやっていたのでは臨床では使い物にはならない。

ある意味、臨床で使いこなせて次のステップのために認定試験を受けるような気構えでないと受からないだろう。臨床で使い込んで試験を受ける。そのほうが安定した技術が身につくし臨床の応用が効く。

もひとつは認定維持のために年一組の方の間違ったクセが目立つ。さらに悪いのはCP、LODの間違いや勘違いをしている方が目立つ。実技でも他の先生方の施術をみていないで、無駄話をして参加していない方が多い。

年一の同窓会みたいな感覚で楽しんでいる。ここは同窓会で楽しむとこではなく施術の議論をしたり感じたことを話し合って楽しむところである。セミナー参加の目的意識が低すぎる。その多くの方が国際基準の学位保持者であり、ベテランの範疇に入る先生がたである。

同じ国際基準の学位保持者の先生方が全てそうであると言っているわけではない。このような意見を述べている先生もいる。是非紹介したい。



「昨日、今日とアクチベーターメソッドカイロプラクティックテクニックのセミナーに参加していました。
今回でこのセミナーも14回目の参加です。
初参加の方に「なんでそんなに参加するんですか?」と聞かれた。
テクニックセミナーって1回参加して、やり方を教わったらもういいやという人が多いです。
でも、例えば日舞を始めて師匠に14回指導を受けてそれでベテランとは言えない。
また空手道場で初心者が数年道場に通ってる人に、なぜ未だに通ってるんですか?という質問はナンセンスです。
趣味の世界でもそうなんですから、職業として学ぶのであればより真剣になるのは当然だと思うのですが…
現に今回のセミナーで自分の中で発見がありました。
有名な芸妓さんが言ってました。
芸事を学ぶ時は、徹底的に師匠を真似る。それでも最終的には個性がでる。だから、初めから個性を許すと最終的にはまったく別物になるのだと。
頑張らねば(^^)」

(渡辺賢治B.C,Sc FB投稿より抜粋)



拳骨