2011年6月7日火曜日

身体との会話79・・・急性期の捻挫治療3




写真の選手はジャンプ動作の時に起こす捻挫の典型的な症例をである。ジャンプをして着地した際に他の選手の足や用具の上に着地をしてしまい捻挫をする。よくある発症原因である。特に多い競技はバレーボール、バスケット、棒高跳び、走り幅跳び、走り高跳びなどである。

写真の選手は受傷後3時間くらいしてからCCRKを受診した。整形外科や整骨院へは行かず、直接CCRKを受診した。受傷後すぐに現場でテーピングをっして固定されてきた。来院時は自立歩行不能、起立時の疼痛顕著、疼くような自発痛、患側の足関節の自動運動減少、腫脹中度、皮膚温39度(対側は28度)炎症が高度である。

捻挫の程度はCCRKの基準で2度、CCRKの治療の適応。有機的な検査で骨損傷の可能性あり。骨折の確認のため提携医療機関でレントゲン撮影にて骨折の確認依頼。専門医のレントゲン検査の結果、骨折なしの診断を得る。選手に専門医のレントゲン検査の結果に同意を得る。

専門医でのレントゲン検査後、再来院してもらいCCRKの初診の治療を行う。患部の関節運動は疼痛のためう可能である。よって通常の#2への移行運動は不可能である。さてどうしたらいいのか? ここで臨床上の応用である。AM臨床家が何を診るか? これさえぶれなければそんなに足関節を握る事ができないことは問題ではない。

杓子定規に左右差を診るために、#1、#2の手順で見なければならないと思うと、「私にはできません」になってしまう。一工夫してみることが必要である。いつも言っていることだが膝や足関節が動かせなければP#1でストレスT,プレッシャーTで十分可能である。これだけでも十分可能である。

今回は、その他に他の方法を使ってP#2に持って行き検査を行った。どんなやり方? 教えるのは簡単だが自分でも考えてみよう。12日マラソンボランティアにきて質問された方にこっそり教えるとしよう。(^o^)

いずれにせよ、このような急性期の治療は患部をいじらず、べ^シックをしっかり行う。必ずいいけかが出る。痛みの軽減はもちろん、可動域の改善もできる。患部など放っておけ。

拳骨

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