2011年9月21日水曜日

身体との会話99・・・治療時間3

2011AMI本部公認AMJ主催AM大阪セミナー

先週末はAMI本部公認のセミナーが大阪で開催された。スタッフや受講生に助けられて無事終了した。毎回、大阪は熱いセミナーで質問もいろいろな質問を受ける。楽しみである。今回の大阪セミナーでは治療時間のチーム学習があった。

チーム学習の前に受講生の治療時間や患者さんとのコミニュケーションの撮り方などアンケートを取り、参加にしていただいた。治療時間はまちまちである。先生方のオフィスの治療内容や施術料金なども反映された治療時間になっていた。

さて、前回も話しをしたが治療時間というのはいろいろな意味を含む。経営的なマネージメントあるいは治療技術の程度、患者教育・・・いろいろ考えると治療時間が設定できる。基本的には短時間で効果のある治療が、患者教育になり患者さんの満足度高まる。

治療時間は、暇だから少しサービス的に他の部分もみたり、時間を余計にかけたり、忙しいいから時間を短くしたりはしないほうがいい。暇な時に時間をかけると患者さんはそれが当たり前の治療時間になり、通常の時間治療を行うとなんとなく損な気持になる。

また、忙しいくて後が詰まっているから、時間短縮のつもりで端折った治療になってしまうのも良くない。これな時間短縮ではなく「手抜き」である。患者さんは一番嫌がる時間治療である。あの人には時間をかける。私には時間をかけない。患者さんは差別感を感じる。

CCRKは20分治療である。この20分でどんな治療をするか「治療計画」を立てることが大切になる。同じ腰痛でも原因が様々である。原因をしっかり見つければ治療時間はそんなにかからない。治療に時間が掛かる人は、症状を追いかけて原因を見誤りごじゃごじゃな治療になっている。

腰痛の原因、四十肩の原因、ひざ痛の原因・・・必ず原因がある。原因を的確に短時間で見分けることが必要である。すぐに出来るかというとそうは行かないが、焦点をそこに合わせていればわかるはずだ。焦点を症状に合わせると原因がぼけて見失う。普段からそのような原因を追求する検査や治療をしていくほうが良い。

原因を探る検査一つを取り上げてもそうだろう。モーパルでもいいが、脊椎一つ一つを検査していたのでは時間がかかる。更に、矯正して正しく矯正されているかも再検査する必要がある。時間の掛かる作業だ。

AMはそれが簡単に短時間でできる。更にいいとこは客観性があり、再評価が簡単にできる。いいとこずくめである。リスクがすくなく効果的、短時間こんないいものはない。更に、AMの技術も向上してくると症状と横レベルの神経関節障害と症状の関連性がわかってくる。

症状と脊椎レベルの神経関節機能障害との関連性がわかれば、余計な検査や矯正はしなくてもよい。更に時間はかからなくなる。それにはやはり、ベイシックの治療は必須だ。ベイシックの治療が成立していれば70%~80%は治療は成立している。そこまで治療が成立してれば後は楽である。

ここまでの流れを、患者さんとの問診、姿勢、ROMなどで5分くらいで探し見極める。また、原因が心理的、科学的な要因がないかを見極める。そこまではなるのは時間が掛かる。と、思うかもしれないが普段からその要は訓練をしていくことが早道である。やれば出来る。

拳骨

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