2012年4月17日火曜日

身体との会話114・・・ICC国際コーチング養成講座4



昨日はICC国際コーチング養成講座の最終講座で筆記試験があった。できは??後は7月までに2症例の報告とセフルコーチングの提出で合否が決まる。試験はさておき、今回の講座でコーチングの奥深さを学ぶとともに人間の無限大の可能性に驚きを感じた。

コーチングの勉強のためにいろいろな本をみつけて読んでいた。コーチングやNLPのマニュアル本は沢山出ているので内容に関してはどれも遜色ない。コーチングは人と人の関係性に成り立ている。そこで「関係性」に関わる本を物色していて、ある本が目についた。

「思考のすごい力」ブルース・リプトン著・・この本はコーチングに役立つことを目的にさがしていたら、不思議な導きでPCRTのエネルギー治療に参考にもなる。やはり、コーチングやPCRTは関係性で心身の変化が生まれのかとつくづく感じた。

この本の著者は細胞生物学博士(ヴァージニア大学)で、ウィスコンシン大学医学部などで教鞭をとったのち、スタンフォード大学にて、細胞膜に関する画期的な研究に従事。遺伝子は単なる生物の設計図にすぎず、意識や環境が細胞をコントロールし、遺伝子のふるまいを変えることを明らかにし、エピジェネティクスという新しい分野の先生である。

内容は、「細胞をコントロールしているのは、細胞核ではなく、環境である」と言っている。そして、50~70兆個の細胞のコミュニティーである人間をコントロールしているのも環境であると。人間にとっての環境とは、勿論、居住環境、職場環境といったものもあるが、自分の認識すること、自分の考えていること、つまり、自分の信念が私たちをコントロールしている。

その自分の信念、すなわち、自分が何を信じているかにより、環境から受け取る信号が変わり、その信号が私たちをコントロールしているらしい。

コーチングを学んでいる時にこの本を読んで印象に残った一節を紹介する。

「人間というものは、間違った”信念”にありったけの情熱を注ぎ込み、不屈の頑張りで執着し続けるものだ。人一倍合理的に頭が働くはずの科学者だって同じだ。私たちに、これほど強い信じる力があるのは、脳を中心とするよく発達した神経系を持っている身体。

一つの細胞は、環境に対してかなり反射的に、単純な反応をする。一方、人間は複雑な神経系で環境を感知するので、環境に対する反応はずっと複雑だ。人間の心は単独で、環境のとらえ方も単純ではなく、環境をどのように知覚するかを自分で選ぶことができる。つまり、”信念”は変えることができ、信念を変えれば人生を変えられるのだ。」


人は変化する・・・性格は変わらない、変えられない、生まれつきだ・・遺伝子に操られていると持っていたものが実は単なる環境や周りの情報が自己の信念に頑なに守られて、その信念をその人の個性を生み出すエネルギーにしていたようである。

信念は環境、生活習慣、経験などが潜在意識に落とし込まれて自己を守るためのルールを作り、そのルールは本人の足かせになり身動きが取れず窮屈は人生を歩んでいる。しかし、その信念も変えることができるとこが証明されている。

実際にコーチングを受けることで自己を制限している信念を見つめなおし、その背景に何がるのか気づくだけで、頑なに持っていた足かせとなっていた信念が外れる。コーチングはクライエントに自ら考え、気づかせることである。

メディカルモデルの患者さんがDrに解決策を求める依存系ではない。あくまでも自立系の解決さを自ら選択することによって大きな気づきができる。この気づきで信念が外れる。人間は変わることがでる。変わった人間は無限の可能性を持っていることに気づく。

PCRTも生命の無限の可能性に気づきを得て、自ら生命体に変化を促すことで、細胞レベルでの変なが恒常性を正常にさせ健康へと導くと考えることができる。コーチングも思考的なレベルで生命の変化を促し、心のありように変化を求めて自らの可能性を引き出す。





拳骨


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