2011年7月13日水曜日

身体との会話86・・・急性期の捻挫6


2回目に来院したときの屈伸運動である。初回の治療後にはほとんど腫脹と痛みは軽減して、可動域もだいぶ改善した。歩行さえも困難だった足関節が、写真のように可動域も改善し屈伸ができるようになった、。

2回目の治療後には、明日からのリハビリメニューと練習のメニューを作成して部活中の練習時間内で行わさせる。リハビリと練習は臨床研究で紹介したような神経機能を重視したリハビリである。もちろん練習メニューもスキルより神経機能を重視した内容になる。

リハビリを指導する際は、筋肉に目を向けて、捻挫にはこの筋肉が弱いから、この筋肉が内反の動きに関係するから・・筋肉に目を向ける傾向にある。捻挫に筋肉が関与していることは街がない。しかし、筋肉が働くのは神経支配であることを忘れてはならない。ましてカイロは神経機能を改善するテクニックである。

ここまで回復すると、後は回復が早い。日を追うごとに運動機能が向上する。練習も強度と時間を適切にアドバイススルことである。出来れば指導者との連絡を密に取り、練習メニューやリハビリを尊重して、選手が他の部員から蔑視されないような配慮があると回復はもっと早くなるだろう。

もう一つ大切な事は、捻挫を機械的にみて、靭帯が伸びている、切れている、筋肉が弱いから・・・と考えてテーピング等で固定しないことである。不安定を打ち消すために外側から固定することによって回復は遅れる。足圧の受容器を刺激するために行うテーピングは施工した方がいい場合がある。その場合は積極的行ってみる。

拳骨


第6回ANJ臨床研究会開催のお知らせ

◆ 日時:2011年8月7日(日)午前9:30~12:00 午後1:00~4:30

◆ 会場:東京・都墨田区江東橋2-18-8 第六ミナミビル 3F
  http://www.k-rooms.jp/lunch/pdf/map_print.pdf
◆ 講師:菊地光雄B.C.Sc L.B.S
◆ 受講料:18,000 円
◆ 募集定員:先着15 名
◆ 受講資格
◆ 2011 年度AMI 国際、ANJ 国内ベーシック、アドバンス認定者のみに限定させていただきます。
 * アクティベータ施術院データーベース登録されている認定者のみです。
 * こちらで確認してください
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★ 研究会の問合せや質問は、CCRK菊地までお願いします。
  TEL0438-98-9811 ccrkK@kisarazu-chiro.com

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★ 申し込み先 ★
 アクティベータ・ネットワーク・ジャパン事務局
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